コラム
売れ行きに合わせた自動販売機のラインナップ
自動販売機の売上をアップさせるためには、ラインナップを上手く考えていくことが非常に重要となってきます。
まず、大切なのは、売れる商品を数多く自動販売機に入れておくことですが、同じ商品ばかりではラインナップの種類が減ってしまうので、売れる商品を多く入れすぎてしまいますと逆効果となります。とはいえ、売れる商品に売り切れが出来てしまう期間が長いと売り上げ自体が伸びないため、商品の交換サイクルの間にどれくらい商品が売れるのかを分析して、売れる分より少し多めの量を入れておくことが重要です。
また、売れる商品を多く集めても、ラインナップの配置によって売れ行きが大きく異なってくることも分かっています。たとえば、売れる商品であっても、顧客の目につきにくい場所に商品を陳列していた場合、顧客がその商品に目が行かず、買ってもらえないということが起きがちになります。
それを防ぐためには、顧客の目につきやすいよう、顧客の視線が流れていく順番に売れ行きのいい商品を並べていくラインナップが得策となります。人の目線は、自動販売機の左上からＺ字の流れで動いていくと言われており、売れ行きのいい商品は左上に配置するラインナップが最適となります。逆にあまり売れない商品は右下に配置するのがいいのですが、足元がずっと平らでないような場所では、そのあたりが異なってくることもあり、足元に気を付けないような場所である場合は、左下から順番に見ていくということになりますので、左下に最も売れ行きのいい商品を配置することが必要となります。
