コラム

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自動販売機の値段設定はどうやって決まる?

どこにでも当り前のように設置されている自動販売機。
喉が渇いた時に硬貨を投入すれば、すぐに飲みたいドリンクを購入することができます。
しかし、注意して値段を見ていると、コンビニで購入するより、値段が安いことがよくあります。
コンビニで買う缶コーヒーが130円であっても、同じ銘柄が110円だったり100円であったりと、金額が一定ではありません。
一体、どのような値段設定をしているのでしょうか?

それは自動販売機を設置するオーナーの考えで、値段設定が大きく変わってくることが一番の理由です。
飲料メーカーからすれば、原価割れしなければ決して統一的な金額でなくても問題ありません。
オーナー側から見ても、メーカーからの仕入金額より高く販売して利益が生み出さればいいのです。

ただ、経費には、ドリンクの仕入れ費用だけでなく、自動販売機の機器費用・設置代などの初期費用に加え、電気代などの維持経費も必要になってきます。
そうなると、どのくらいの本数が売れそうなのか、ある種のマーケティングリサーチを行うこともしなくてはなりません。
その上で、値段設定を考えることが重要です。
設置するロケーションは、人の導線を見極めて決めることも必要もあります。
このように総合的なリサーチに戻づき、どにょうな飲料水を自動販売機に入れるのか、そして、1本当たりの値段設定を決めることになります。

自動販売機のドリンク類の値段が、コンビニなどの値段と大きく異なるケースとしては、マンションの共用部に設置されている場合が挙げられます。
これは、マンションオーナーや自治会が、住民サービスとして設置することがあるのですが、一定の購入ニーズが想定されるので、必ずしもコンビニと同じ値段にする必要がないのです。

ある程度の利益が生み出されるのであれば、決して通常の値段設定を考えなくてもいいでしょう。

しかし、自動販売機内にある商品の値段設定でかなり難しいのは、飲料水以外の商品かもしれません。
以前は秋葉原で缶ラーメンなど、一風変わった商品が自動販売機で販売されていましたが、どのような観点で金額が決まっていったのか、非常に興味深いテーマです。

この他にも、野菜や生鮮食品、アイスクリーム、菓子パンなども自動販売機で購入できる場合もあります。
これらの商品も色々な状況を考えて値段設定が行われていますが、基本的には、設置場所の環境や想定される購入数によって決まっていくのです。

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