用語集
販売手数料
自動販売機を設置することになった場合、自動販売機を設置している飲料メーカーやベンダー業者はその場所を提供しているオーナー側に販売手数料の名目で、一般的に売上の約15%〜25%をお支払いすることになる。これは、割合はメーカー業者毎にまちまちですが、ある程度を支払う事が通例である。なぜかと言えば、自動販売機の電気代はオーナー側の負担である場合が多いからである。売上は設置場所や商品の個数などで変動するが、電気料金はほぼ固定的に掛かる費用である。夏よりも温かい商品を置く冬の方が費用が多めにかかるそうであるが、1台当り固定的に数千円の費用がかかるようです。東日本大震災以降、自動販売機も省エネ化が進みましたので最新鋭の自動販売機は以前よりも電気代はかからなくなったようですが、一説には一軒家と同じ程度の電気料金がかかると言われています。その販売手数料で電気代をまかなってそこから余った部分がオーナー側の利益となるわけです。これは、屋外に設置された場合でも屋内に設置された場合でも同じです。自動販売機を収益源と捉えているオーナーさんの場合は出来るだけ収益が上がる立地に設置しようとするでしょうし、売れる商品を置くようにしたいところだと思います。また会社や工場などで従業員向けに福利厚生の一環として設置している場所では販売手数料分を従業員に還元する為に通常120円の単価の缶ジュースの単価を下げるなど、メーカーやベンダー業者の方々もオーナーの要望に対応をしてくれるようです。