用語集
ロケオーナー
ロケオーナーとは、自動販売機を設置する土地を管理している人のことです。
自動販売機を扱う業者は基本的にロケオーナーと契約を結び、販売機の売り上げの中から設置した土地の管理者にロケフィー(手数料、コミッション、バックマージンとも言う)を支払います。
自動販売機の設置後、ロケオーナーは契約で定められた割合のロケフィーを受け取ります。実質の利益は、このロケフィーから電気代を差し引いた金額です。
自宅や住宅の空き地や駐車場など、自動販売機を設置できる土地をお持ちの方がロケオーナーになりたい場合は、業者に依頼し契約を結ぶことになります。
条件の良い土地をお持ちの場合は、業者から設置の依頼がくることもあります。
設置契約の種類には2種類あり、業者が販売機の管理を全て行う「フルオペ」ロケオーナーが業者から商品を受け取り販売機の管理運営を行う「セミオペ」があります。
業者と契約を結んで自動販売機を設置する場合、ほとんどがフルオペになります。
自動販売機はコンビニエンスストアやスーパーマーケットの前などどこにでも見られます。利益が上がるからこれだけたくさん設置しているのではないかと思ってしまいますが、じつはそうではありません。
自動販売機自体の利益はそれほど多くなく、電気代を差し引くと大きな金額にはなりません。それでも自動販売機を設置するのは、自動販売機が店舗や営業所の近くにあるのは、集客に有利だからであったり便利だからであったりします。
これからロケオーナーになる方は、その点に理解があると設置後の後悔を避けられるのではないでしょうか。