用語集

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アンカーボルト

自動販売機を設置する際、ただ設置場所に置いただけでは安全に設置することができません。重量が重く、販売機自体に高さがありますので、転倒の危険があるからです。ですから、設置をするときに、アンカーボルトを用いて自動販売機と設置する地面とを固定します。アンカーボルトとは、ボルトを締めこむと先が開き、抜けなくなる構造の固定金具です。設置する場所の床がコンクリートの場合、アンカーボルトの径に合わせた穴をコンクリートに開け、その中にアンカーボルトを差し込んで固定します。自動販売機側には、転倒を防止するための鉄板をあらかじめ取り付け、その鉄板とコンクリートを固定することで転倒を防止することが出来ます。
この鉄板も、設置場所に合わせ、様々な大きさや種類がありますので、適宜使い分けることが必要となります。
店舗などの室内や、屋外でも床がコンクリートで出来ている場所はこの方法で固定しますが、地面がコンクリートではなく、強度が足りない場所にはアンカーボルトを使用することが出来ません。こういった場合、まず自動販売機のサイズに合わせたコンクリート製のブロックを設置し、そのブロックにアンカーボルトを用いて固定する方法をとる必要があります。
どちらの場合にしても、自動販売機の水平、垂直をきちんと確保することが大前提です。調整用のボルトなどを使い、それらを確保してから、固定することによって、転倒防止の効果を十分に発揮することが出来ます。

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