コラム

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自動販売機に使われている点字

さまざまな自動販売機がある事で有名な日本ですが、その多くに点字が使われているのはあまり知られていません。家庭で最も身近に接する事が出来る点字は、缶ビールのプルタブ上に付けられているものでしょう。点字に詳しくない方は、小さい丸型の突起を不思議に感じているかもしれません。点字は、6つの小さい丸の組み合わせで表記されるのが基本で、濁音や幼音は、6つの丸にもう1つ丸を加えます。
自動販売機は、街のあちこちに設置されています。飲料のみでなく、駅の切符売り場や銀行のキャッシュディスペンサーなど生活のあらゆる場面で活躍しています。視覚からの情報を得られない人にとって、この小さな丸い突起物が大変重要な表記です。バリアフリー化を勧め、ハンデを抱えた人たちが暮らしやすい街づくりを目指すには、この表記を更に増やしていく必要があるでしょう。
対面式販売が減少し、自動販売機が増えていく事は、視覚障害者にとって不便なことかもしれません。高齢化社会では、中途で視力を失うケースも多く、中には点字が読めない人もいます。今後は、点字に合わせて、音声で情報を教えてくれるセンサーの設置が望まれるでしょう。携帯電話の普及で、生活クオリティが格段に上昇したという聴覚や視覚障害者の方からの声が聞かれます。これは、バリアフリー化を推し進める中で、貴重な意見となるはずです。国も補助金制度を充実させるなどして、もっと企業のこの分野に対する参入を呼び掛けるべきでしょう。

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