コラム

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日本初の自動販売機について

世界では紀元前215年頃の古代エジプトで神殿に置かれた聖水の自販装置が最初とされていますが、日本国内においては日本初となる自動販売機は明治21年に俵谷高七が内国勧業博覧会に煙草の自動販売機を発明して出品したものが最初とされています。特許の申請に関しては小野秀三が俵谷よりも先に自動販売機として特許の申請を行っています。現存している日本最古の自動販売機は俵谷が明治37年に発明した自動郵便切手葉書売下機が博物館に所蔵されており、先程の博覧会に自動販売機を出品していたことから発明者としては有名になっています。
日本初の清涼飲料水の自動販売機の登場は1962年に三菱重工とアメリカのベンド社によって半自動と全自動の販売機が東京コカコーラに納入されたことが最初とされ、同じ年に合計880台の自動販売機が全国に展開されます。日本において清涼飲料用自販機導入の最初であり今日の日本においての本格的なベンダー市場開拓の原点となっています。以降日本において本格的な自販機製造が始まりました。当時の自動販売機の設置はレンタルの方式で始められ、販売店はレギュラーのルートで商品を仕入れて自らが商品の補充を行い、月極めで販売機のレンタル料金を支払う方式になっていました。この方式が導入されたと同時に今日にいたるフルサービスによる販売方式も導入されました。1975年に入ってからは缶コーヒーの販売を契機としてホットとコールドのコンビネーション機が開発され、全国に導入されました。

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