コラム

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自動販売機におけるラッピング広告の有効性

まず最初に、ラッピング広告について簡単ですが説明をさせていただきます。バスや電車、飛行機、建物等に商品広告を塗装する、あるいは商品広告のフィルムを貼り付けるといった広告手法です。ラッピングは「包む」という意味ですので、車体・機体・建物の全体、もしくは大部分を商品広告に使用するものがこう呼ばれます。車体・機体・建物の一部分のみを商品広告に用いる場合はラッピング広告とは呼ばれません。
バスや電車といった多くの人が使う移動手段に商品広告を掲載するのですから、必然的に多くの人の目につきやすいわけですね。そして、恐らくは誰でも一度は利用したことがあり、なおかつ町中にあふれている自動販売機で同じことをしたらどうなるでしょうか。その宣伝効果は各種移動手段に匹敵する、あるいは更に上を行く可能性すらありえます。全国で約400万台と言う数の自動販売機が設置されており、少し外を歩けば必ず目にする物です。宣伝媒体としてこれほど適している物はそうないでしょう。
反面、当たり前のことですが電車やバスにくらべて面積が小さいですので、大掛かりな広告を使用するには不向きです。また電車やバスは通勤時間帯ならサラリーマン向け、買い物をする人が多い時間帯なら主婦向けという使い分けも容易ですが、自動販売機は何時誰が使うか特定できないので、そういった使い方はできないでしょう。
と、簡単にですが利点と弱点を紹介させてもらいました。何といっても数が多いというのは最大の魅力ですから、今後自動販売機のラッピング広告を見かける機会は多くなるでしょうね。

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