コラム
自動販売機のコーヒーについて
日本は自動販売機天国だと言われます。道を歩けばどこでも自動販売機があります。日本人には当たり前の光景ですが、海外ではほとんど見かけることがありません。しかも、日本の自動販売機は大変優秀です。たとえば、コーヒーを例にとってみましょう。まず種類が大変豊富です。まずサイズが190mgの小さなものもあれば250mgのものもあります。太いタイプのものもあれば、ウェブしたデザインのものもあります。また砂糖の量も、ノーマルなものから微糖、無糖まで好みに合わせて選ぶことができます。さらに、冬場になると、温かいコーヒーを選ぶこともできます。本当にいたれりつくせりですね。ただ、温かいコーヒーは手で持つには熱すぎ、飲むとそれほど熱くないという缶であることのデメリットが出てしまうのが残念です。
また、缶だけではなく紙パックタイプの自動販売機もあります。最新の紙パックタイプの自動販売機は、なんとその場で豆を挽いてくれます。まさに挽きたて、淹れたてを飲むことができるのです。コーヒーというのは時間が経ち、鮮度が落ちると酸化してしまうので、挽きたてというのは重要なポイントなのです。しかも、砂糖やミルクの量まで数段階にわけて選ぶことができます。このような痒いところに手が届くような自動販売機は海外にはないようです。そのため外国人が日本のコーヒーの自動販売機を見て、感嘆の声をあげることもしばしばです。自動販売機は日本の文化と言っても良いのかもしれませんね。
