コラム

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自動販売機とタッチパネル

すっかり市民権を得た感があるタッチパネル。自動販売機のスクリーン上に現れた商品映像をタッチして商品を選択しますが、季節や時間帯というデータに応じた商品が表示されるというだけでなく、顔認識技術カメラによる分析で、年齢や性別から最適の商品を表示できるというマーケティング機能も付帯されています。(映像や個人情報は保存されてはいません。)

また売り切れとなった商品の画像を消滅させ、在庫がある商品に置き換えられるため、売り切れということがなくなり、缶のサンプルも全てがデータであるため、入れ替えの必要もありません。そして WiMAXサー ビス対応で絶えずコンテンツ配信も可能で、他にも災害発生時には「災害支援ベンダー」として、遠隔操作で飲み物を即時に無料提供することまでできます。

ここまではいいことづくめのタッチパネル。しかしながらタッチパネル故のマイナス面もないわけではありません。タッチパネル式の自動販売機や券売機には買うための物理的なボタンがないのです。そうなると全盲の人はどこをタッチすれば何を買えるかがそもそもわからないということになってしまいます。すでに機器によっては画面が見えなくともジェスチャーによって画面で起きていることを読み上げしてくれる機能が存在しますので、こうした何らかの補足機能が自動販売機や券売機にもあまねく盛り込む対応とその普及が待たれています。

また、エキナカ中心で展開してきたタッチパネル式自販機「acure(アキュア)」は様々な付加価値を提示しただけでなく、その最先端かつ斬新なデザインでも話題をさらいましたが、実は、その塗装の工程などに匠の技、つまり人の手による技術が生かされている、という意外な面も合わせ持っており、奥の深さが感じられます。

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