コラム

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自動販売機と電気代を巡るあれこれ

電気代という自動販売機のランニングコスト問題がありますが、ヒートポンプ形式で電気代は圧倒的に下がり、更に電力会社の乗り換えによって電気料金を確実に減らせます。

電力会社の乗り換えが可能になったのは電力自由化のためですが、それを飲料業界初のビジネスモデルに発展させている例があります。アサヒ飲料による「自販機セット電気代割引」です。小売電気事業者と電力需給契約を結んだ家庭がアサヒ飲料の自動販売機の設置をセットで契約すれば、電気代の通常割引とともに自動販売機の電気代相当分の割引が提供されて家庭の電気代負担が軽減されるというもの。首都圏と中部圏および近畿圏エリアにて先行スタートしました。

また電気代負担を巡っては地域によって違う部分があります。例えば西日本の一部地域で電気代が業者負担という場合がありますが、スペース貸しとして交渉した上でメーカーに電気も個別受電方式でメーカー側に支払ってもらい、売れる売れないに関係なく一定の金額収入契約をしているというケースです。個別受電は屋外広告などにも認められている方式で全国的に事例はありますが、収益性が低いと見込まれる場所では契約そのものを最初から断られやすくなるという点もあります。

自動販売機での電気代については冬の方が高くなるというのが自動販売機における基本です。
しかしながら夏の電気代こそいかにも高そうと感じられるもの。これはエアコンと同じ原理が使われるのを念頭に置きつつ飲料の温度差を想像すると、案外簡単に納得ができます。
冬場は気温5℃だとして、温かい飲料を常温から55℃まで上げなくてはならない。
夏場は気温30℃だとして、冷たい飲料を常温から5℃まで冷やすだけで済む。
50℃上げるのと25℃冷やすのとでは当然50℃上げる方が物理的に電力を用いますので、電気代が上がります。

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