コラム

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サントリーが自動販売機業界にもたらしたもの

明治32年、現在のサントリーの原点である、葡萄酒の製造販売の鳥井商店が産声を上げました。大正10年、株式会社壽屋に。昭和4年、創業者鳥井信治郎は発売したウイスキーに「サントリー」と名付けました。創業の根幹・赤玉ポートワインの「赤玉」を太陽の「サン」(sun)としてこれに鳥井を結び、サントリーとしたのです。昭和38年、ビール発売開始しサントリー株式会社へ社名変更。平成に入り、アメリカのペプシコインクからペプシコーラ事業を譲り受けたことから同社と提携。サントリーブランドと一緒にペプシコーラなどが販売されるようになっています。

自動販売機業界の主力たるお茶という分野。そこに非常に大きな影響をもたらしたのはこのサントリー。
昭和56年、缶入りウーロン茶の販売を開始したのです。

いまでは想像もつきませんが、当時は急須で淹れた緑茶を飲むのが一般的だった時代。サントリーが提示したのはウーロン茶だけでなく、お茶を缶で買うという概念そのものだったのです。サントリーのウーロン茶は綿密に重ねられた研究により日本人の嗜好に合い、また日本の食生活の変化にも見事にマッチ。食事中に飲めるお茶として爆発的ヒット商品に育っていきます。お茶を手軽に飲める、携帯できる、という流れが決定づけられ、大きなうねりとなっていきました。

~NHKの朝の連続テレビ小説~ ~伊集院静の小説・琥珀の夢~
しばしば取り上げられてきた創業者の言葉「やってみなはれ」。

サントリーはその言葉そのままに、日本近代の飲料の歴史そのものを切り開いてきた企業。
幾度も歴史を自ら塗り替え、海外からの波をも取り込み、現在は自動販売機業界において日本コカ・コーラに次ぐ業界第2位。23年右肩上がりの成長です。
「水と生きるSUNTORY」。人は水なしには生きていけない。
この先20年後、30年後、サントリーによって世界はどう塗り替えられていくのか。目が離せません。

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