コラム

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自動販売機の設置費用はなぜかからないのか

自動販売機は設置を希望する側が電気代と設置場所を用意できれば、設置費用である手数料も、リース料やレンタル費用も、保証金もかかりません。故障時の修理代金や設置スペースの整備費用も、特殊な場合を除いては企業が負担します。ごくまれに費用がかかることがありますがそれは本当にごく稀なことです。

コンビニの勢力拡大により自動販売機の販売売り上げが年々落ちてきていると盛んに言われながらも、このように設置費用負担がないという設置者にきわめて有利な条件となっています。それには理由があります。設置需要を保つことが飲料メーカー側からすると必要不可欠であり、そのために設置者側とwin-winの関係を築くべく設置者側の設置負担を徹底して軽減することが、設置の需要を保つために非常に重要であるからです。

自動販売機では定価販売が原則です。その販路が拡大すればダイレクトに売り上げの増加につながるだけでなく、商品の値崩れに歯止めがかけられるのです。小売店での売り場を確保するためにはどうしてもかかってしまう販売促進費や割戻金などの経費が小売店を通さない分について必要なくなります。また自販機というのはいってみればメーカー直営小規模販売店。ですから品揃えはメーカーの思い通りです。自動販売機での売り上げ推移から、顧客の嗜好などのマーケティング情報を直接収集することが可能なのです。設置費用負担を負っても、それ以上にメリットがあるわけです。

設置者側にとって好都合、飲料メーカーにも好都合。もちつもたれつであるこのシステムによって売り上げの実に約4割を占めるこの販路は、この先飲料メーカーが勝ち残るための大事な生命線です。今はとりわけ、販売効率も運営効率も高く保てる都市圏、なかでも確実な固定客を見込めるオフィスや公共機関といった事業所が飲料メーカー側からの熱い視線を向けられている対象です。

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