コラム
80年代に設置されていた自動販売機
80年代に街中で設置されていた自動販売機は、今よりもレトロ調のものが多く見受けられていました。
しかし、当時としては最新式の自動販売機として利用されていたものですが、特に80年代の初頭では例えばジュースなどの飲料水に関しては、瓶入りのものが広く普及をしていた時代になります。
現在ではペットボトルが主流として販売されていますが、当時は750mlサイズや1000mlサイズのもので瓶入りもものがスーパーマーケットなどではメインとされていました。
自動販売機でも小さな瓶入りのジュースなどが販売されていた時期があり、お金を入れると左サイドに設置されたドアを開けることができ、お目当ての飲料を手にすることができるタイプのものがありました。
瓶入りの場合では、いわゆる王冠を開ける必要があるために、当時の自動販売機には栓抜きも取り付けられていました。
同時に缶入りタイプの飲料を販売している自動販売機も存在していましたが、80年代では販売機の正面のパネル部分を木目調のものに仕上げているタイプも全国各地に設置されていたことがあり、レトロな雰囲気を出しています。
現在では自動販売機は熟成された分野に入っており、薄型の機器を用いているものも多く、節約志向が高まっている昨今では、省電力機能を持った機種も存在しています。
さらに、災害時には無料で利用することのできるシステムを持った自動販売機も存在しており、長い歴史の中でも進化を続けてきたアイテムになります。