コラム
自動販売機と五円玉について
自動販売機で利用出来るお金と言うのは、10円、50円、100円、500円などの硬貨他、1000円札と言った紙幣になります。
中には、5000円札や1万円札などの紙幣を利用可能な自動販売機もあります。
しかし、自動販売機では1円玉や5円玉と言うものも、本来は利用する事が出来ると言います。
飲み物などを販売している自動販売機は、1円や5円と言う硬貨を利用する事が出来ません。
何故利用する事が出来ないのでしょうか。
まず、一円玉や五円玉と言うものは通貨の単位としては小さいものです。
仮に、ジュースが1本105円で自動販売機で販売をしていたとしましょう。
すると、ぴったり105円と言うお金を使う人もいますが、大半の場合が110円などのお金を入れて購入する事になりますので、五円玉のお釣りが必要になるのです。
このような買い方をする人が多い分、お釣りとして五円玉や一円玉を多く入れておく必要がありますし、その分お金を入れるボックスを用意しておく必要もあるのです。
通貨の単位としては小さいものですので、お釣り用として専用のボックスを入れていく事は省スペース化が行なわれている自販機にとっては良い事ではなくなるのです。
新たなお金のお釣り用のボックスを導入すれば、その分導入コストが掛かります。
しかし、五円や一円と言う金額は直接売り上げに大きく影響を及ぼすものではありませんので、導入コストと言う無駄が起きることになります。
そのため自動販売機では五円玉や一円玉を利用する事が出来ないのです。