コラム
自動販売機とノンアルコールビールについて
自動販売機になぜノンアルコールビールが入ってないか、疑問に思った人はいないでしょうか。
ノンアルコールビールはアルコールが1%未満なので酒税法上はお酒ではなく、もちろん未成年が飲んでも法律上問題ではありません。実際、置いてある自動販売機もあります。
しかし理由として以下のことが考えられます。
1. 未成年者の飲酒助長
お酒で無いとは言え、未成年者が飲酒に興味を持つきっかけとなる可能性が高いと判断し、メーカや自動販売機の管理会社が置いていないという場合です。
2. 紛らわしい
アルコール飲料と間違えて購入してしまう人がいる、あるいはノンアルコールビールを買うように見せかけてお酒であるビールを購入する未成年者がいることも十分想定できます。そのためコンビニのように、販売棚でお酒とノンアルコールの商品を分けて置いたり、販売員が対面で売ったりできないような自動販売機での販売を控えている場合です。
3. マーケティング的な理由
ノンアルコールビールは、コンビニなどでスナック菓子などを買う「ついで」に一緒に買われることを狙っているために、自動販売機には敢えて置いてないという場合です。あるいは他に販売を強化したい商品(清涼飲料水など)がある、という場合も考えられます。
もっと気軽に自動販売機でノンアルコールビールを買いたいと思っている人は多いでしょう。TASPOシステムのように自動販売機のシステムが変われば、もしかしたら増えるのかもしれません。