コラム
自動販売機の機種について
日本中どこを歩いても目にするのが自動販売機です。どれも同じように見えて、実はいろいろな機種が存在しています。たとえば、販売される商品は、缶やペットボトルの清涼飲料水を中心に、パックの飲み物、お菓子、パン、アイスクリーム、タバコ、物品など、ニーズに合わせて様々なものが販売されています。
また缶ジュースの自動販売機だけに絞っても、やはり目的に合わせて様々な機種があります。スタンダートな自動販売機は幅が87cm~116cmあり、奥行きは65.3~75cmとなっています。収納できる缶ジュースは250ml缶で480~744本になります。大容量タイプになりますと、幅が131.8cm~176cm、奥行きが65.3~83.7cmとなり、収納できる缶ジュースは250mlで832~840本となります。大容量になりますと、缶ジュースはその分多く収納することができますが、スペースの問題や電気代もアップします。そのため設置スペースの確認と1日に何本くらい売れそうかを予想して自動販売機の機種を選択する必要があります。
その他、ユニークな自動販売機として、災害などでライフラインが絶たれた時にも活躍する緊急時飲料提供ベンダーや、冷却用にフロンガスを使わない地球に優しいノンフロンベンダー、さらにはソーラーパネルが付いていて自家発電で照明できるエコタイプの自動販売機などもあります。このように、日本に存在する自動販売機には、様々なタイプの自動販売機があり、目的に合わせて効果的に機種を選択すると良いでしょう。