コラム

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自動販売機の設置台数について

わが国における自動販売機は、すでに明治時代に切手やはがき、たばこ、清涼飲料水といった分野での実用化が進み、今日ではあまねく全国に普及しています。
その設置台数や売り上げに関しては、日本自動販売機工業会が統計調査を毎年行った上で、その結果を公表しており、年ごとの変遷なども確認することができます。
そうした調査によれば、今日のわが国の自動販売機の設置台数は、実に500万台以上に及び、売り上げの総額についても、5兆円規模になっているということです。
なかでも設置台数に関しては、飲料関係が圧倒的で、全体の5割を占める約250万台となっており、清涼飲料水が主ですが、牛乳、コーヒー、ビールなども健闘しています。
そのほかとしては、たばこ、日用雑貨、自動サービス、食品、券類などが挙げられ、自動サービスについては、両替やコインロッカー、パチンコ玉などの、直接的な物品の販売ではないものが含まれています。
近年の傾向としては、こうした自動販売機の設置台数は、年次別の比較で横ばいか、やや減少となっており、これはコンビニエンスストアとの競合や、たばこの愛煙者の減少などが原因になっているものといわれています。
そのいっぽうにおいて、シェアとしてはまだまだ他の分野に追いつくほどではありませんが、外食チェーンなどが普及してきたことによって、食券の分野での自動販売機の設置台数が伸びてきているようすがうかがえ、社会の動向を知る上でも興味深いといえます。

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