コラム

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自動販売機の液晶画面が映し出した未来

次世代であるデジタルサイネージ(電子看板)自動販売機。表面温度が 80℃ を超えると発生する画面異常がネックでしたが、技術開発が進み、自動販売機への液晶の搭載が実現可能となりました。2010 年 8 月に東京の品川駅に初めて設置されマスコミにも大きく取り上げられましたが、首都圏の主要駅ではよく見かけられるようになってきています。液晶ディスプレイが搭載されたデジタルサイネージ自動販売機は今後は社会インフラ化が見込まれており、自動販売機業界全体の活性化の呼び水ともなっていくでしょう。

デジタルサイネージ自動販売機は正面上部にカメラが備わっています。赤外線センサーとともに人が自動販売機に近づいてきたことを感知し、広告モードから販売モードに切り替えが行われています。カメラが捉えた人の顔から性別と年齢層が判別されて利用者ごとに “おすすめ商品”が画面に表示される仕組みです。高速モバイル通信によりネットワークに接続しているため商品のパッケージ入替えやキャンペーン告知もタイムリーに。また実際に購入された商品や時間帯などが記録されマーケティング情報として蓄積されてもいます。さらには遠隔操作により災害時の飲料の緊急無料提供、そして緊急地震速報および津波警報に対応して防災情報の提供もできるようになりました。

利用者目線で気になる情報の取り扱いですが、顧客属性である年代と性別を判定はしていますが現在のところ映像は保存できず、個人情報は記録できないようになっています。また自動販売機の設置者と利用者双方の定番のお悩みであった問題もこれで解決。売り切れになった場合にはその商品の画像が消滅して、機内に在庫がある商品に差し替えられることにより、赤文字(売り切れ)が表示されなくなります。

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