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冬の自動販売機のお汁粉は、2倍の値段が期待できます

冬の自動販売機で特色のあるのは「コーンスープ」と「お汁粉」ですね。コーヒーやお茶、ジュースなどは季節を問わず自動販売機にありますが、この二つは冬の特産物と言っても良いかも知れません。
お店で注文すると、それなりのお値段となりますが、自動販売機なら他の商品と同じ値段なのでリーズナブルな感じはします。どちらもお腹に溜まり、体が温まりますから、冬には特に人気があるのでしょうか。
コーンスープは比較的大勢の人が飲むのを見かけますが、お汁粉はコアなファンだけ。甘いので、飲む人もそうそう見かけません。それなのに季節の風物詩のように寒くなると自動販売機に入ってきます。どうしてかな・・・先日、ついにベンダーの方に思い切って聞いてみました。「お汁粉って売れるのですか?」って。
すると「年間を通して売れるのは、やっぱり缶コーヒーですね。冷たくても、温かくしても確実に売れます。ただし、コーヒーの場合は種類が多いので、売れ筋商品を見つけるのは難しいです。冬はコーンスープも人気です。でも、お汁粉は意外な効果があるんで外せないのですよ」とのこと。
意外な効果とは・・・「お汁粉は甘いでしょう。だからお汁粉を飲んだ人は、その後の口直しにお茶とか買う習慣が多いのです。その場では飲まなくても、後で飲むためにもう1本買って行く人もいます」との言葉に、目からウロコです。つまりコーヒーやお茶は1本分しか1回に売れないけれど、お汁粉は「お汁粉とお茶」の2本セットとなるので、1回で2倍の値段が売れるんですね。凄い!
女性はお汁粉一つで満足する人も多いけれど、男性はほとんどの人が口直しのもう1本を購入するようです。これが「お汁粉マジック」ベンダーの方の戦略とも言えるでしょう。納得です!

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